3種類の色の設定が行えます。
- 環境
- 光に照らされていない、陰の部分の色です。この色が物質の色の基調になります。
- 散乱
- 光源の方向を向いた面が明るくなる様子を表す色です。この色そのものになるのではなく、環境色に加算された色が表示されます。ここを黒(0, 0, 0)にすると、光源の方向も反対方向も同じ色になります。
影の中にいる粒子の場合には、光源方向を向いた面にも光は当たらないわけですから、通常は黒か、それに近い色に設定することになります。
- 光沢
- 光沢の色を決めます。いわゆるハイライトです。これも設定した色そのものではなく、加算された色が表示されることになります。
この色を明るめに設定すると、プラスチックや金属のようにてかてかした質感になります
- 光沢の絞込み
- ハイライトの大きさを決定します。値が大きいほど小さく絞り込まれたハイライトになります
これらの色に、さらに光源の色も加味されて実際に表示される色が決まります
本来 Open GL 環境下では、照らされている光に関係なく自ら発光する色の成分を表す emission という色成分があるのですが、普通は使わないと考えて使用していません。
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