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■ 速度場フィルタ
■ 速度場に関係したフィルタとして、流線フィルタが導入されました。現時点でプレビューでの表示のみです。
また、時間進化する速度場は考えておらず、定常な速度場に対する流線の表示になっています。
Vx, Vy, Vz成分をそれぞれ3つのデータスロットに入れることでベクトル場を表現しています。
ボクセルデータは密度と同じフォーマットを流用しています。データ精度が1byteなので、0〜255までの値しかもてないので、0〜127を負、128が0 129〜255が正と解釈しています。
予めノーマライズしておかないといけません。
また、vx, vy, vzの値を使うときに、個々のメッシュは立方体だと仮定しているので、1つのメッシュの縦横高さの比が違う場合にはその分の調整が必要になるはずです。
■ Vx, Vy, Vz成分を設定した状態で、「流線を計算する」ボタンを押すと、その時点での速度が定常流だとした場合の流線を計算して表示します。
■ 範囲指定のフィルタでデータの一部を選択すると、左の図のようにそこから出る流線だけを表示するようになります。
また、「点の表示」を有効にすると、流線に沿った点を置くことができます。これらの点はシーンのフレームを動かすと流線に沿って動いてゆきます。
■ また、範囲指定の外の流線を表示することが出来るので、一部の流線をグラデーションで表示して、残りを細く表示するようなことが可能です。範囲外の流線は単色表示のみとなっています。
■ 線の長さと、積分の間隔の設定で、流線計算の精度と長さを調整できます。
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