4次元デジタル宇宙ビューワー Mitaka の最新版となるバージョン 1.7.3 をリリースしました。このバージョンでは主にプラネタリウムモードが強化され、惑星の見え方や月食の再現が改善されました。「Mitaka:ダウンロード」からダウンロードしご利用ください。
今回追加された機能、改善された点をいくつかご紹介します。
プラネタリウムモードでメニューバーから観測地点を選べるようになりました。
プラネタリウムモードでは惑星や恒星の位置計算に光行差を取り入れ高精度化しました。月による惑星食なども再現が可能です。左は 2022年7月22日 未明の月の出直後の火星食(観測地点:東京)、右は 2022年11月8日 の皆既月食と同時に起きる天王星食(観測地点:東京)をプラネタリウムモードで表示させたものです。
プラネタリウムモードの惑星の見え方が改善されました。土星の衝効果(衝の時に環が明るく見える現象)も再現できるなど、忠実な描画が可能になりました。左は衝 1 週間前の土星(2022年8月8日)、右は衝の時の土星(2022年8月15日)をプラネタリウムモードで表示させたものです。
その他の更新内容については、「Mitaka:更新履歴」をご覧ください。
【2022.8.12 追記】バージョン 1.7.3 の不具合修正版となるバージョン 1.7.3a を公開しました。「Mitaka:ダウンロード」からダウンロードしご利用ください。修正内容については「Mitaka:更新履歴」をご覧ください。