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JAMSTECプレスリリース「月は地球のマグマオーシャンからできた」 シミュレーション可視化協力

2019年5月10日 お知らせ

国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)の細野七月 特任技術研究員らによって行われたシミュレーション研究の可視化に4D2Uが協力しました。

細野氏らは、現在の地球及び月を作った原因とされる、巨大衝突仮説と呼ばれる現象のコンピュータシミュレーションを行い、月が原始地球のマグマオーシャンと呼ばれるマグマの海から作られた可能性があることを突き止めました。

現在の地球と月は、46億年前に起きた、ふたつの天体の衝突である巨大衝突という現象によって作られたと考えられてきました。巨大衝突仮説は地球と月の様々な特徴を説明できるため、コンピュータシミュレーションにより様々な検証がなされてきました。しかしながら、アポロ計画で月から持ち帰った岩石に含まれる様々な元素の同位体比測定結果は、巨大衝突仮説に基づく従来のコンピュータシミュレーションの結果と矛盾することが指摘されてきました。

そこでこの研究では、従来の標準的な巨大衝突仮説に基づくモデルを改良し、原始地球にマグマオーシャンがあるという仮定のもと、巨大衝突のコンピュータシミュレーションを世界で初めて行いました。その結果、マグマオーシャンが月の形成に大きく寄与することで地球と月の同位体比問題が解決される可能性があることを示唆しました。この成果は、英科学誌「Nature Geoscience」に4月29日付けで掲載されました。

詳細は以下をご覧ください。

JAMSTECプレスリリース「月は地球のマグマオーシャンからできた」(2019年5月10日 発表)