4次元デジタル宇宙ビューワー「Mitaka」の最新版となるバージョン 1.5.0 がリリースされました。ダウンロードは Mitaka:ダウンロード より。
以下では、今回追加された新しい機能をご紹介します。
ESAが 2013 年に打ち上げた位置天文宇宙望遠鏡「ガイア」が、今年 4 月に公開した最新のデータを用い、約17億の星の位置と色を物理学に基づいて可視化した天の川画像が搭載されました。ini ファイルを編集することで、明るさや色合いを自由に変えることもできます。
主に赤い輝線星雲から放射されるHα線(電離水素が放つ光)の全天での分布を、天の川画像に重ねて表示できるようになりました。
視線を向けるターゲットを設定できるようになりました。また、これまではターゲットが常に画面中央に表示されていましたが、本バージョンからは視線方向を自由に変えることができるようになりました。
はやぶさ2の立体モデルを更新しました。さらに、リュウグウの軌道データも高精度になりました(ただし、はやぶさ2の軌道データは2018年6月4日までです)。
その他、簡易連番画像出力機能の強化や、時間刻みに「1恒星日」が追加されるなどしています。また、同時にヘッドマウントディスプレイで楽しむ「Mitaka for VR」も1.5.0に対応しました。ぜひ、最新版をお試しください。