Mitaka
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4D2U プロジェクト
国立天文台

その他の機能

ほかにも、以下のようなことができます。

画像を保存する

メニューバーの「ファイル」-「画像を保存」を選ぶことで、 今表示されている画面をファイルに保存することができます。 ファイル名や保存形式は 表示されるダイアログボックスで指定してください。 保存できるファイル形式は、 JPEG (*.jpg)、PNG (*.png)、ビットマップ (*.bmp) の3種類です。

使用しているグラフィックカードが、OpenGL の「pBuffer」に 対応している場合には、 メニューバーの「ファイル」-「任意のサイズで画像を保存」を選ぶことで、 好きなサイズで Mitaka の画面を保存できます。

また、キーボードの C キー を押すことで画面をキャプチャすることもできます。 この場合、ファイル形式は PNG 、 ファイル名は「capture.png」 で固定になります。

アナグリフ方式の立体視をする

Mitaka は、アナグリフ方式の立体視に対応しています。

左目用に赤、右目用にシアン(水色)のセロファンを使用した 「赤青メガネ」を用意することで、 立体視することができます。 (赤青メガネは、数百円程度で市販されています。)

アナグリフ方式の立体視をするには、 メニューバーの「設定」-「立体視方式」 から選択してください。 一度モノクロ化する方式(アナグリフ(モノクロ))と、 色情報を残す方式(アナグリフ(カラー)) から選べます。 モノクロ・アナグリフの場合、モノクロ化する手間があるため、 実行速度は遅くなります。 カラー・アナグリフの場合、 少し高速ですが、 セロファンの色に近いもの (赤や水色)は立体視がしづらくなります。

アナグリフ表示

全画面表示にする

ALT + ENTER キーを押すことで、 全画面表示にすることができます。 元のウィンドウ表示に戻すには、 もう一度 ALT + ENTER キーを押すか、 ESC キーを押してください。

スクリーンメニューを使う

Mitaka の操作は、マウスとウィンドウのメニューバーで おこなうことができますが、 スクリーン上に表示されるメニューを 使うこともできます。 主にシアターなどでの上映や、 全画面表示モードにした場合などに 使用します。
操作には、キーボードやゲーム機用コントローラが使用できます。

スクリーンメニュー

3Dチャート

スクリーンメニューから、「3Dチャート」を呼び出して 見ることができます。
3Dチャートは、説明用の3次元的な模式図で、 現在、惑星の一覧など3つのチャートが入っています。

3Dチャート

実時間モード

メニューの時刻の設定から、「実時間モード」を選ぶことで、 Mitaka を常に現在の時刻に同期させて表示させることもできます。

複数台の PC を用いた同期上映機能

複数台の PC で Mitaka を起動して、 TCP/IP ネットワークを使って通信し、 同期を取って Mitaka を動かすことができます。

例えば、視点が目の幅だけずれた設定で 2台の PC 上で Mitaka を動作させて、 それぞれの映像をスクリーンに投影し、 それを偏光フィルタとメガネなどを使って 分離して見るようにすれば、 立体視投影もできます。 国立天文台のシアターや、移動式のシアター、 そのほかの科学館などでの立体視上映では、 このような同期上映モードで動いています。

また、動画・静止画を同期再生する機能もあります。

くわしくは、PDF版のマニュアルをご覧ください。