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4D2U プロジェクト 国立天文台 |
概要Mitaka は、 国立天文台 4次元デジタル宇宙プロジェクトで開発している、 天文学の様々な観測データや理論的モデルを見るためのソフトウェアです。 地球から宇宙の大規模構造までを自由に移動して、 宇宙の様々な構造や天体の位置を見ることができます。 独立行政法人科学技術振興機構 計算科学技術活用型特定研究開発推進事業(ACT-JST) 「4次元デジタル宇宙データの構築とその応用」(2001年-2004年)、 および、 文部科学省科学技術振興調整費 産学官共同研究の効果的な推進プログラムにおける実施課題 「4次元デジタル宇宙映像配給システムの構築」 (2004年 - 2007年) の成果物です。 現在も開発者により開発が続けられています。 このソフトウェアは2003年6月の4次元デジタル宇宙シアター一般公開から、上映用のソフトウェアとして使われてきました。 2007年からは、国立天文台の敷地内に完成した立体ドームシアターでの上映に使用され、 2015年4月からは、リニューアルした新システムのドームシアターで使用されています (詳しくはこちらをご覧ください)。 基本的には、国立天文台の立体視シアターの上映用ソフトウェアとして開発していますが、 1台のPCでも動くように設計されていますので、 以下からダウンロードして、個人のPCなどで楽しんでいただくこともできます。 動作環境このソフトウェアを快適に操作して頂くための推奨動作環境は以下のとおりです。 【推奨動作環境】
※上記はあくまで目安であり、条件を満たしていても快適に操作できない場合があります。 ※地形データや高解像度の天の川データを使用する場合は、上記に加えてその分のメモリとハードディスクの空き容量が必要になります。 ※32ビット版 Windows および Windows XP では実行ファイルは mitaka32_VC.exe を使用してください。 ※モバイルノート PC でも、 テクスチャの解像度を落とすなど設定ファイルを適切に書き換えることである程度の速度での動作は可能です。 ※プロジェクト運営体制の都合上、上記の推奨動作環境以外での動作チェックは行っておりません。 また、国立天文台では、特定のコンピュータ上における動作の可否についての お問い合わせにはお答えいたしかねます。ご了承ください。 【4次元デジタル宇宙シアターでの動作環境】(参考)
ダウンロード以下のリンクからダウンロードできます。
使い方については「はじめてみよう(チュートリアル)」や付属のマニュアルをご覧ください。 ご使用の前にMitaka は、フリーソフトウェアです。 個人的に楽しむ目的であれば、誰でも自由に使用できます。 利用に当たっては、利用条件をよくお読みの上、使用される方の自己責任においてご使用ください。 最新バージョン
・Mitaka バージョン1.5.1 (高解像度版天の川、地形データ無し) (2019/01/24 Release)
・Mitaka バージョン1.5.1 (標準解像度版天の川、地球、月、火星、水星の地形データ入り) (2019/01/24 Release)
・Mitaka バージョン1.5.1 (標準解像度版天の川、地形データ無し) (2019/01/24 Release) 旧バージョンおよびソースコードのダウンロードはこちら 各国語のマニュアル
・中国語(繁体字)版マニュアル(バージョン 1.4.3a) (2018/06/27 Release) 地形データ地球、月、火星、水星の地形データは、以下のリンクからダウンロードできます。(月の地形データは2種類ありますが、どちらか1つをご使用ください。) サイズが大きいので注意してください。 32ビット版では、メモリ使用量の問題ですべての地形データを同時に使用できない場合があります。
・地球の地形データ
・月の地形データ
・月の地形データ(高解像度版)
・火星の地形データ
・水星の地形データ
使用方法:
※@nifty の「常時安全セキュリティ24」をご利用の方へ: 天の川データ天の川とHα線全天マップの各種解像度のデータを以下のリンクからダウンロードできます。サイズが大きいので注意してください。 32ビット版では、メモリ使用量の問題で高解像度版のデータを使用できない場合があります。
・高解像度版天の川データ(4Kキューブ版)
・高解像度版天の川データ(2Kキューブ版)
・標準解像度版天の川データ(1Kキューブ版)
・高解像度版Hα線全天マップ(2Kキューブ版)
・標準解像度版Hα線全天マップ(1Kキューブ版)
使用方法: 用途別データウィンドウ設定ファイルのサンプル
このアーカイブは、
Mitaka バージョン 1.4.3 で実装されたマルチウィンドウ機能の設定のための
ウィンドウ設定ファイルのサンプルを集めたものです。
使い方についてはアーカイブ中の ReadmeWndCfg.txt をご覧ください。 2地点同時撮影による皆既月食立体視用画像
2014年の皆既月食を美星天文台と石垣島天文台で同時撮影した実写画像です。
両天文台間の距離は約1460キロメートルあり遠くの月を見た場合でも視差が生じるため、
それぞれの画像を右目・左目で見ることにより、立体的に見ることができます。
このデータセットは、
Mitakaを複数台で同期する立体視上映システム上で
この皆既月食時の月の姿を立体的に見ることができるようにしたものです。
インストール方法や使い方についてはアーカイブ中の readme.pdf をご覧ください。 「北斗七星」のアステリズム
Mitakaでは、星座線以外の星を結ぶ線(アステリズム)を表示する機能がありませんが、おおぐま座の星座線を北斗七星のみ描画することで北斗七星のアステリズムとして表示するためのデータセットです(国立天文台夏休みジュニア天文学教室の立体星図工作用に作成されました)。インストール方法や使い方についてはアーカイブ中の readme_BD.txt をご覧ください。 Mitaka for VRこのバージョンは、バーチャルリアリティ(VR)用ヘッドマウントディスプレイ Oculus Rift 製品版(CV1) と HTC Vive に対応したVR版のMitakaです。 Mitakaバージョン 1.5.1 をVRで体験していただくことができます。 操作は Oculus Touch や Vive コントローラで行えます(ゲームパッドでも操作可能)。 対応する Oculus ランタイムのバージョンは 1.26.0 、OpenVRのバージョンは 1.0.15 です。 ファイルはVR版用の差分を配布しています。 ダウンロードしたファイルをMitakaバージョン 1.5.1 のフォルダに階層ごとコピーしてご使用ください。 使い方など、詳しくはアーカイブ中の Readme_VR_J.txt をご覧ください。 注意事項:
・Mitaka for VR バージョン1.5.1 (64ビット版) (2019/01/24 Release)
・Mitaka for VR バージョン1.5.1 (32ビット版) (2019/01/24 Release) 開発者Mitaka の開発(すべてのソースコード開発、データ変換、ウェブ、マニュアル作成など)は、 加藤恒彦(国立天文台 天文シミュレーションプロジェクト 専門研究職員)がおこなっています。不具合の報告などについて不具合の報告や、感想、要望などがございましたら、 下記のメールアドレス宛てにお送りください。 今後の開発の参考にさせていただきます。 フィードバック送信先アドレス: 4d2u-web_at_cfca.nao.ac.jp ※_at_は@に置きかえてください。 Mitakaの派生版についてMitakaの派生版についてリンクについてリンクを貼る場合は、なるべく 4D2U サイトのトップページ (http://4d2u.nao.ac.jp/) へのリンクも併記していただくよう、お願いいたします。 ダウンロードのリンク先に直接リンクを貼ることはお止めください。 |